2024.4.29 業界ニュース

NCM電池市場が30％以上を占める、高技術リチウム電池研究所（GGII）の初步調査データによると、中国の2024年第1四半期のリチウム電池出荷量は200GWhで、前年比18％増加しました。そのうち、電力用とエネルギー貯蔵バッテリー船舶用の出荷量はそれぞれ149GWhと40GWhで、前年同期比19％および14％増加しました。

技術ルートによると、2024年第1四半期のNCM電池の出荷量は47GWhで、電力用電池の32％を占め、2023年から2.6ポイント増加しました。

四大主要材料の成長率は20%を超え、リチウム電池の生産量は出荷量を上回っています。

GGIIの調査データによると、2024年第1四半期に中国の正極材の出荷量は57万4000トンで、前年比23%増加しました。そのうち、リン酸鉄リチウム材料の出荷量は37万トン、NCM材料は15万6000トン、リチウムコバルト酸化物材料は2万トン、リチウムマンガン酸化物材料は2万8000トンでした。

2024年第1四半期に中国のセパレーターの出荷量は39億平方メートルで、前年比25%増加しました。そのうち、乾式セパレーターの出荷量は9億平方メートル、湿式セパレーターの出荷量は30億平方メートルでした。

2024年第1四半期に中国の負極材の出荷量は41万トンで、前年比21%増加しました。そのうち、人工グラファイトと天然グラファイト材料の出荷量はそれぞれ33万7000トンと7万5000トンでした。

2024年第1四半期に中国の電解液の出荷量は26万トンで、前年比26%増加しました。